実社会課題解決プロジェクト
RPAを活用した業務改革考案
実社会課題解決プロジェクト「RPAを活用した業務改革考案」

ニーズウェルは、長崎大学情報データ科学部とのタイアップで、本物の社会で学び成長する授業「実社会課題解決プロジェクト」に参画しました。
授業は2021年4月13日から2022年1月28日の約9か月間にわたるため、学生の方がじっくりと社会の課題解決に向けて成長できます。
ニーズウェルの課題には、10名の学生の方が2班に分かれて参加してくれました。
今回の課題は、RPAツール WinActor!

多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいる中、ニーズウェルは事業として、DX推進の中心技術であるRPA(Robotic Process Automation)の導入コンサルティングを行っています。
「WinActor」は、パソコン上の操作を人に代わって操作してくれるソフトウェア型ロボットです。
RPAを活用した企業の業務効率化について考えるために、「WinActor」を使い業務自動化にチャレンジしました。
課題のゴールは、WinActorの習得と業務自動化の実現です!
開催概要
期間 | 2021年4月13日~2022年1月28日 |
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課題 | RPAツール「WinActor」を習得し、業務を効率化してみよう! |
参加者 | 10名 |
開催方法 | リモート会議 |
カリキュラム

まずは、WinActorの基本操作を学びます。
研修終了後は、班ごとに大学内でインタビューをし、課題となっている業務を探していただきました。
担当者の方にヒアリングし、業務自動化ロボットの作成に取り組みます。
成果発表会では、作成したロボットが動いている様子を見せていただきました。
発表内容のご紹介
A班 |
学務が定期的に行っている学生出欠情報の集計作業を効率化
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B班 |
社会活動支援団体がイベントごとにまとめている参加者データの入力作業を効率化
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各班が業務を整理し、課題解決のための提案をしました。RPAをより理解しようと勉強し、皆様の力で業務効率化を実現できており素晴らしかったです!
プロジェクトを終えて
最後に、今回のプロジェクトについていただいたコメントをご紹介します。
長崎大学 情報データ科学部 北村史助教 |
この度は、長崎大学情報データ科学部の実社会課題解決プロジェクト科目にご参画いただき、ありがとうございました。株式会社ニーズウェル様からは、RPAでの業務自動化というテーマをいただきました。学生に対してWinActorの研修を丁寧に指導していただきましたが、学生と話していても、できるようになっていく喜びが感じられているようで、良い機会をいただいたと感謝しております。 RPAはこれから益々一般化していくと期待されますが、情報工学やデータ科学を学ぼうとする学生にとっては、プログラミング的な考え方の基本と社会的な文脈での実践を両立できる好例だと思います。 1年間に渡って学生の活動に寄り添っていただいたことで、学んだことを活用するところまで行くことができました。オンラインで毎回の授業にも参加していただきましたが、大人数のオンライン授業ということもあり、コミュニケーションが取りづらいことも多々あったと思われます。それでも根気強く関わっていただき、ありがとうございました。 この経験は学生の中に確かに残る何かになると、感謝の気持とともに確信いたします。 引き続き、株式会社ニーズウェル様との関わりを継続していけましたら、この上なくありがたいことでございます。 |
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A班の学生さん | 今回のプロジェクトを機に、チームワークの大切さを学ぶことができました。みんなでどのようにプロジェクトを進めていくか考え、実行することは難しかったです。 班のメンバーや社員の方が親切に教えてくださったので発表までたどり着けたと思います。 WinActorの使い方を学び、自分達が作りたいと思い浮かべているものがどんどん形になっていくことが楽しかったです。 |
B班の学生さん | 実際の業務を、どのようにWinActorで設計すればよいか考えるのが難しかったですが、最終的には自分達でロボットを作成することができたので良かったです。 人が作業するよりもはるかに早く業務を行うことができるので、RPAという技術はこれから必要とされていくのではないかと感じました。RPA技術の新たな価値についても考えることができ、とても面白いプロジェクトでした。 |
ニーズウェル社員は、全ての授業がリモート参加となりましたが、皆様と積極的にメールやWeb会議でのディスカッションができ、一緒に課題解決に取り組むことができました。
また、その中で皆様をサポートするために、わかりやすく伝えられるよう自分達の知識も深められました。
貴重な機会をいただきました長崎大学様、ご参加いただいた学生の皆様、ありがとうございました。